2009年8月27日木曜日

宮沢賢治

1896年8月27日は、宮沢賢治の誕生日らしい。
実は彼の誕生日、戸籍上で8月1日となっている。
それが気になって調べようとGoogleったら、
見事にGoogleの検索ページが銀河鉄道に化粧をしていた。
この夏、藤城清治の影絵美術館へ行ったことを思い出した。
その時の一枚をUPしてみた。
<銀河鉄道>
宮沢賢治の童話作品。
孤独な少年ジョバンニが、
友人カムパネルラと銀河鉄道の旅をする物語。

2009年8月24日月曜日

NIGHT AT THE MUSEUM : Buttle Of The Smithsonian

先日、観て来ました。
ストーリーはお約束通りの展開で安心して大丈夫だ。
キャストは米国喜劇界の大御所を揃えての制作。
絶対に字幕で観るべき。
吹き替えはヤッパ、ショボイ(--;)
全作と違うのは主演の「ベン・スティラー」が頼もしく頑張っちゃっている。
頼りになるパパやってます。

<大まかなストーリー>

アメリカ自然史博物館での騒動から2年後。
同館は改装のために休館となり、
居場所のなくなった展示物たちはスミソニアン博物館の地下保管庫に保管されることになる。

自然史博物館から運ばれてきた展示物たちは、
自然史博物館に残されるはずだった魔法の石版を
猿のデクスターのいたずらでスミソニアンに運ばれたため、
例のごとく夜になると魔法の力で動き出し博物館内は大騒ぎに。

エンディングの落ちは「なるほど~ぉ、おっ!」って事ですから。
御子ちゃま向け映画なんて決めつけず、
大人でも真夏の2時間を冷房の効いたスクリーンの前で楽しんで下さい。

2009年8月19日水曜日

トランスポーター3

真夏、暑い日中に冷房の効いた映画館で涼んできた。
「トランスポーター3」は期待通りにすっきり出来た2時間だった。
主役のジェイソン・ステイサムは相変わらず格好いい。
1972年、英国生まれ。
飛び込み選手として国内の五輪予選で3位入賞を3度果たし、
世界12位の記録を持つ。
その後、モデルに転向し、
「リーバイス」などのブランドのモデルとして活躍。
ガイ・リッチー監督に見いだされ、スクリーンデビュー。

三作目で最終話の様であるが、
期待を裏切らないアクションを楽しめた。
シリーズの見どころの一つでもある「ワイシャツ・ストリップ・アクション」。
ワイシャツを脱ぎつつ格闘し、
ワイシャツを使って敵の手を縛ったり、
動きを封じ込めたりするのである。
その姿は「カッコいい」という表現から少しずれている。
アクションは凄いのだが、凄すぎて笑ってしまうのだ。

そういう映画を「バカバカしくてカッコいい」という意味で
「バカカッコいい」と読んでいる。
あくまでも「カッコいい」のが基本だ。
そんなバカカッコよさが、実に楽しい。
主演のジェイスン・ステイサムの表情がクールであればあるほど、
可笑しくなってくる。

次回は、
「ナイトミュージアム2」
乞うご期待!

2009年8月8日土曜日

昇仙峡 影絵の森美術館

先日、「藤城清治」の影絵を目の当たりにしてブッ飛んだ (・υ・)``ホォー
世界一の影絵美術館として1994年のギネスブックに掲載された美術館です。

可愛い「笠地蔵」六人衆です。

こちらは、「宮沢賢治」の<銀河鉄道の夜>がモチーフです。

これは展示してある影絵の下手前の水槽に水を張り、
その両横に鏡を配した万華鏡展示です。

美術館の入り口階段を降りたらそこは真っ暗!
幻想的な音楽が静か に流れる中、
ファンタジックに浮かび上がる作品の数々が皆さんを不思議な感覚に導くでしょ う。

印刷では見る事ができない影絵独特の光のムードや、
優しい雰囲気は、やはり原画なら ではの美しさがあります。
特に水と鏡を使った作品は思わず見とれてしまい、
時が経つのも忘 れてしまうかも…。
光と影の「非日常的」で素晴らしい世界を楽しめます。
きっとあなたの心に残る一 枚が見つかるはずです。

2009年8月3日月曜日

剣岳、点の記

予想以上に画が素晴らしい。
カット割り、パン、フィックス。どれひとつ破綻が無い。
圧倒されるスクリーン画面に酔いしれた。

只、如何せん「史実」に基づく話だから盛り上がらない。
淡々と単調な流れで画面を見せられる感じ。
敵役の「仲村トオル」脇役の「松田龍平」
脚本が悪いのか?ヘタレ男優丸出し。
「役所広司、夏八木勲、宮崎あおい」等々、
脚本がヤッパ無理があって折角の名優ぶりを発揮し切れていない。
助演「香川照之」は◎の演技。
主演「浅野忠信」は???どちらとも言えぬヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ

昨年のトークイベントで監督「木村大作」のトークの一部を掲載します。
<トーキョーシネマショーにて>
「八甲田山」や「鉄道員(ぽっぽや)」などの撮影監督をつとめた木村大作氏の初監督作品。

司会:どうしてこの映画を製作されることになったのですか?

監督:この映画のテーマは、「悠久の自然」と「儚い人生」。これは原作からとったのではなく、新田次郎さんの息子さん、『国家の品格』を書かれた藤原正彦さんのご著書から頂戴しました。ご本人には了承いただいてますよ。映画というのは、「人の信条」、感情と言ってもいいんですが、これと「自然の詩情」でできるんです。銀座や新宿のバーには人生はないと、僕は思ってますよ。今の日本人、特に若者は自然に親しむ機会が少なすぎます。それで刺しっこやってんだからさ。大自然の真ん中に立ったときに、そんな、人を殺めるなんて気持ちはでてこない。そういう映画をずっとやってきたつもりです。

司会:この映画のテーマである「悠久の自然」と「儚い人生」、これをもう少し詳しくお聞かせいただけますか。

監督:儚さというのは、歩いているときに感じるね。悠久の自然というのは、太古の昔からあり、このあともずっと続いていく。全宇宙的に考えれば、人間の一生なんて豆粒ですよ。そう感じたときに、自分が今、どうしなければいけないか考えなきゃいけない。尊敬する高倉健さんが「何をしたかではなく、何のためにするかが大事だと思います」と仰った。いろんな映画を撮ってきた僕への諭しだと思ったよ。そういうことを感じることが儚さだよね。

司会:俳優さんに何かお願いされたことはあったんですか?

監督:日本の俳優は忙しいけどね、「あなたのスケジュールには合わせません。映画のスケジュールに合わせて、2年間で200日、スケジュールをください。それができなかったら今すぐ断って。その返事は、今、帰るまでにください」と。それで受けてくださった俳優陣です。80キロもの思い荷物を背負いながら、山の稜線を豆粒のように歩いている。それを見て感動しない人には、別に見てもらわなくてもいいと思ってるんですよ。渋谷のガングロには見せなくていい(笑)。