お約束通りのギャグ映画
〈感 想〉ネタバレ
前作はローマのチネチッタでほかのドラマのセットを二次利用していたが、今回はブルガリアの巨大スタジオにコロッセオを含むオープン・セットを建造。スケール感のアップは文句なくクリアした。もちろん、観客を面白がらせるためのアイデアという面でも、「スター・ウォーズ」のパロディポスターやSF(すごい風呂)というコピーからも気合いは伝わってくる。今回は、殺し合いをするグラディエーターと平和的に闘う相撲力士を対比させたり、ウォータースライダーにマッサージチェア、ツボ刺激の足ふみくん、バスクリンなどなど、風呂ネタでテンポよくカルチャーギャップ・ギャグを連発し、快調に笑いをとりまくる。ひとつひとつのギャグ力だけでお釣りが来るほど面白い、と断言してしまいたくなるのがこの映画。だって松島トモ子に白木みのる、「指圧の心は母心」の浪越徳三郎までがネタになっているのだから! 竹内力もイカ八郎もお決まりギャグでした。しかし、中盤過ぎてからストーリーの間延び感は正直残念です。
〈結 論〉
ギャグだけ楽しむならお勧め
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