5月12日は「クリミアの天使」と言われ、後に近代看護学の普及に尽力したナイチンゲールの誕生日で「看護の日」(ナイチンゲール記念日)になっています。
神の声を聴いたといわれる彼女。
今日は少しだけ蘊蓄齋します。
フローレンス・ナイチンゲールは1820年5月12日、両親の新婚旅行中のフィレンツェ(フローレンス)で生まれました(笑)。当時の貴族の場合はごく普通のことでした。しかも彼女は第一子ではなく次女。お姉さんのパーシノーブもやはり新婚旅行中の1819年ナポリで生まれています。つまり当時の貴族の新婚旅行というのは、非常に長期のもので、フローレンスの両親の場合3年間にも及んでいます。つまり、三年間の新婚旅行中に二人の子供を作って帰国したご両親達です。
フローレンス・ナイチンゲールは一般にはクリミア戦争で敵味方の区別なく怪我人を看護した博愛の看護婦、というイメージを持っている人が多いのですが、実際の彼女はそれとはかなり隔たったものです。
まず彼女は「神の声を聞いた人」です。
彼女は生涯に4回(1837、1851、1854、1861)神の声を聞いており、クリミアに赴いたのは、神の命に従って奉仕をするためでした。
2008年5月12日月曜日
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