米航空宇宙局(NASA)は日本時間26日午前8時53分、
火星探査機「フェニックス」が火星の北極付近に着陸したのを確認した。
火星への有人飛行もいよいよ現実味を帯びてきたか!?
今回は、地表近くにある氷を初めて採取するほか、
土壌と共に分析し、
生命の存在の前提となる有機物の確認を目指す。
NASAによると、
過去の探査で太古の火星には大量の水があったことや、
現在も極地付近の地表近くには
大量の氷が存在することが確認されている。
フェニックスの着陸地点は北緯67度で、
これまでで最も高緯度。
フェニックスは昨年8月に打ち上げられ、
76年の「バイキング2号」以来、
32年ぶりとなる噴射による着陸に成功した。
オポチュニティーなどの際は、
エアバッグで衝撃を吸収する方式だったが、
フェニックスは搭載機器が重いためエアバッグを詰めなかった。
また火星着陸は超高速で大気圏に突入するため非常に難しく、
これまで着陸を試みた世界の探査機13機のうち、
成功したのは5機のみだった。
2008年5月26日月曜日
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