2009年4月25日土曜日

御衣黄(ぎょいこう)

今年、見逃した桜「御衣黄」
教祖が観桜した時は既に落花盛りでおまけに雨模様だった。来年は絶対に見逃さないで記念の一枚をアップしようと思う。(これはネットで頂いた画像)

そこで
<御衣黄の蘊蓄>
 ギョイコウ(御衣黄)は、サクラの栽培品種である。花期はソメイヨシノより遅く、花の大きさは、直径2から2.5cm、花弁数は10から15程度の八重咲きで、花弁は肉厚で外側に反り返る。色は白色から淡緑色である。中心部に紅色の条線があり、開花時には目立たないが、次第に中心部から赤みが増してきて(紅変)、散る頃にはかなり赤くなる。場所や時期によって、花の大きさや色合いなどに大きな差がある。

 緑色の花を咲かせる唯一のサクラである。この緑色は葉緑体によるもので、同じく葉緑体をもつウコン(鬱金)も若干緑色がかかるのだが、その量が少ないためにもっと薄い淡黄色である。また濃緑色の部分の裏側には、ウコンの花にはない気孔も存在する。

 「御衣黄」という名前は江戸時代中期から見られ、その由来は貴族の衣服の萌黄色に近いため。古くは「黄桜」「浅葱桜(浅黄桜)」などとも呼ばれていたが、それがギョイコウなのかそれともウコンを指すものなのかはっきりしない。
*学研出版「日本の桜」参考に抜粋

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