2008年6月5日木曜日

土星(サターン)


太陽系の中で一番絵になる天体。
それが土星です。
さて、土星と言えば美しい環(リング)なのですが、この環が約15年ごとに消えてしまうことをご存じでしたか?もちろん、環が物理的に消滅してしまうわけではなくて、見かけ上の変化です。土星の環は何万キロメートルもの幅がある一方、厚みはせいぜい数百メートルしかありません。そのため、ちょうど水平な方向から眺めれば、まるで環が消滅したかのように見えるのです。地球から見た土星の傾きは、公転と同じ29.5年の周期で変化します。その間に2回、つまり約15年ごとに、環の消失は発生します。今度の消失は2009年。2008年はその直前にあたりますから、環は相当細くなっています。ちなみに、現在は環を南側から見上げている格好になりますが、2009年を境に北側から見下ろすようになります。その後環の傾きは大きくなり、2017年にもっとも開いた状態となります。
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