2008年1月11日金曜日

今日は鏡開き

小さく薀蓄を!
白いお餅って見るからに美味しそうですから、
少しでもやわらかいうちに食べたいですよね。
しかし、
お正月は歳神様をお迎えする行事であり、
その歳神様へのお供え物が鏡餅ですから、
歳神様がいらっしゃる間は食べてはいけません。
歳神様がいらっしゃる間を松の内といいますが
松の内が明けた11日に鏡開きをする のはそのためです。

また、
昔は二十日正月といって
具足を収めていた櫃を開くことから、
刃柄(はつか)を開くと縁起立てて、
20日に鏡開きを行っていたのですが、
徳川三代将軍・徳川家光が慶安4年4月20日に亡くなったため、
月命日の20日を避けて11日になったと言われています。
もともと武家から始まった行事なので、
刃物で切るのは切腹を連想させるため、
包丁などの刃物で切るのは禁物で、
手で割り砕くか、槌(つち)で割るようになりました。
また、「割る」という表現も縁起が悪いので、
末広がりを意味する「開く」を使うようになり、
「鏡開き」になったのです。

この続きはまた今夜、、、

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