2008年1月27日日曜日

花味亭で白子を

夕べ、刺身で食べられる程に新鮮な真鱈の白子を唐揚げにしてもらって食べた。唐揚げ衣は熱々サクッ!中身はトロ~って、まったり~、ねっとり~、ぷる~ん・・・という感じの食感。皮をぷちんと噛み切ると,口の中に濃厚な旨みと、ほのかな甘みが広がります。

白子が出回り始めるのが11月頃からだ。 矢張り年末に食すのは若い白子だから旨味が乗ってない。しかし丁度、産卵期のこの時期には味が乗ってくる白子が一番。

花味亭のマスターの所に魚河岸から連絡が入る。
「真ダラの良いのが入ったよ」って、
早速に市場に出かけ2~3本選び、残りは料亭や寿司屋に回される。そう!岐阜で一番先に選ぶ良品が目の前の白子ちゃんだ!
宴会から鱈鍋のリクエストがあって仕入れたんだけど、客にはオス、メスどっちでも関係ないらしく、昨日仕入れた三匹、たまたま大きくふくらんだオスのお腹の中には白子がたっぷりと蓄えられていたわけです。ちなみに,「たらふく(鱈腹)」という言葉の語源は,このお腹の形から来ているそうです。栄養価は、カルシウムの吸収に大切な働きをするビタミンD,視力の維持や皮膚の健康に重要なビタミンAを多量に含んでいます。一方,いくらなどと同様,高コロステロール,高尿酸ですので,食べすぎには注意したほうがよいようです。

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