【福岡3児死亡、危険運転認めず元市職員に懲役7年6ヶ月】
仕事柄(保険代理業)気になるニュースだ。
ある意味、被告にとって正当性が有るように思える判決だが、
果たして本当なのか?
被害者の立場になって考えると、
とても納得が行かない判決だ。
【判決骨子】
▼被告は事故当時、酩酊状態とはいえず、アルコールの影響で正常な運転が困難な状況にあったとは認められない
▼被害者の車を事故直前まで発見できなかったのは、脇見が原因
▼危険運転致死傷罪は成立せず、業務上過失致死傷と酒気帯び運転の罪に当たる
▼結果の重大性、悪質性などから最高刑に当たる懲役7年6ヶ月の実刑で臨むのが相当
川口裁判長は結果の重大性や被害者感情の厳しさに言及。
「3児は真っ暗な海に放り込まれ、おぼれる苦しみの中で生命を断たれた。救助に当たった両親の極限的状況は想像を絶する。悲しみや喪失感は筆舌に尽くし難い」
と指摘した。(その通り!)
さらに被告の事故後の態度を
「市職員の身分を失いたくないと身代わりを頼み、飲酒検知の数値が少しでも低くなると考えて水を持ってきてもらうなど、自己保身にきゅうきゅうとしていた」
と厳しく非難し(当ったり前だぁ~!)
「過失の程度は大きく、結果の重大性などを考慮すると、最高刑が相当だ」
と述べた。
それが業務上過失致死傷害罪かぁ?
危険運転致死傷罪の壁はそんなに高いのだろうか?
全く納得できない。
例の【光市母子殺人事件】ともダブル。
現代版の桃太郎侍、仕置人は居ないのか?
「天に変わって鬼退治いたす!」
「晴らせぬ恨みを請け負います!」
決して独断や個人感情じゃ無いけど、
法律の壁を感じるニュースだと思う。
最後に、
裁判員制度の導入が近づくから、
その事を改めてカキコしたい。
乞うご期待。
今夜は((~d=(`ヘ・)=b~))憤慨してます。
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