2010年2月17日水曜日

最近のトヨタが変?


リコールが発表されてドタバタ劇がつづく昨今のTOYOTA。
教祖に言わせるならば、
「世界の空気が読めない巨像(TOYOTA)」
レース大好きな教祖が驚いたKYは、
鈴鹿から強引にF1を引っぺがしてFUJIで開催したと思ったら、
冷たい雨の中お客を5時間も待たせた07年のF1日本GP。
観客席で応援の旗をお客が出そうとすると、
ガードマンがすっ飛んできて「引っ込めろ!」と怒鳴っておきながら、
トヨタ社員の観客席で巨大な応援フラッグを出していた。
後日、皮肉られた記事をよく目にしたよね。
国内でこんな調子だから国が絡むと皮肉だけじゃ済まされません。
1980年代に勃発した日米自動車摩擦は、
「消費者に安い車を提供できる事が正義」と考えた日本のメーカーが、
国内でバンバン自動車を生産して米国さんに輸出した事が始まりである。
因みに、日本のメーカーといってもH社やN社は、
早い時期に米国工場を立ち上げ生産を始めていた。
この貿易摩擦問題の仕組みをトヨタも重い腰を上げてから20年来、
トヨタなりに周りの声や意見を聴く努力をしてきた。
おかげでシェアは伸びフォードを追い越し、
さぁ次はGMか!と思ったらGMはあっさり破綻している有様。
仕方なくヌーミー(GMとの合弁会社)を閉鎖してから状況が一変した。
日本の場合、国民は政治家にあまり期待しないし尊敬なんてしていない。
(昨今の政治とカネ問題みて然りである)
されど、米国は国の宗教はキリスト教!としている国。
選挙で選ばれた大統領や議員は尊敬されている。
(少なくとも教祖はそう思う)
ヌーミー閉鎖を発表した後、シュワちゃん知事がトヨタにお願いしたんだ。
「ヌーミー(合併工場)閉鎖を再考してほしい」と頭を下げた。
ところがトヨタはそいつを追い返してしまった。
これで全米自動車労組だけでなく米国政治も敵に回す事になった。
故に、大量リコール問題を訴求され、
荒れたサッカーの試合でジャッジが厳しくなり、
チョットしたことでも笛を吹きまくる様になったんだ。
ただ車を無償で直せば良いだけの話じゃなく、
「生命の危険を感じ怖い思いをした」と賠償裁判まで取りざたされている。
リコール問題の根っこはこれだと教祖にも解るのに、
何で?
いつから?
TOYOTAはKYな巨像になってしまったのだろうか。

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