2009年9月7日月曜日

白川郷(和田家)

 
荘川へ蕎麦を食べに行ったその足で、白川郷までひとっ走りしてきた。
秋気配直前で、田んぼの稲が黄色くなりかけていた。
ここのお決まりスポットである荻町城趾展望台に上がり、
下を見下ろすと和田家を一番手前に見ることができる。
合掌造りは読んで字の如く、合掌した様な屋根です。
それもみんな同じ方向を向いて建てられています。
もうすぐ紅葉が始まるから、
その時期にまた訪れようと計画中。

<和田家の蘊蓄>
 和田家は天正元年(1573年)よりつづく家柄で、
当主は代々「弥右衛門」を名乗った。
江戸時代には牛首口留番所役人や庄屋を務めた。
また火薬の原料である塩硝(焔硝)の取引で繁栄した。
和田家住宅の建築時代は諸説あるが、
文化庁によると江戸時代末期であるという。
往時には20人以上の人が住んでいたという。
それは山がちで土地が狭かったこの地では、
次男三男が分家することが難しく、
結果的に長男一家を中心とした大家族となったのである。
またこのような理由から、家屋の規模も大型となった。
和田家住宅は1995年(平成7年)12月26日に
主屋、土蔵、便所ならびに土地が国の重要文化財に指定された。
現在も住居として使われているが、内部の見学が可能である。

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