2008年2月17日日曜日

BL(ブルーレイディスク)

先日の報道でHDーDVDが撤退宣言と流れた。
かつての「ベータ」VS「VHS」戦争の再来かと囃された。
今回はチョット違うと教祖は思う。

そもそもコンテンツメーカーは、
どんなにコピーガードしてコンテンツ資産を守ろうとしても、
顧客にソフトが渡れば違法なダビングや何やかやと不利益をもたらす。
だっったら、こんな次世代DVDは不要にして、
ネットから配信して確実に収入を得たいはず。

以下はネット上の書き込みを抜粋した。

マイクロソフトやアップルもそのコンテンツをダウンロードさせるためのセットトップボックスを作り始めている。Xbox360やアップルテレビはHDD容量は少ないものの、セットトップボックスになりうることには変わりは無い。
このように、視聴者に直接映像を届けることが可能になると、ブルーレイとHD DVDの存在価値はどうなるか。DVDレコーダーやプレイヤーを作っているのはソニーや、松下、東芝など日本企業がメインだ。製造には莫大なロイヤリティーがメーカーに手に入る。コンテンツホルダーとしては、ソフトを大量に売りたいが、売れ残りは増やしたくない。しかも、売れる時期は広告を出す時期の数週間でその後、急速に売れ行きが落ちる。映像や音楽コンテンツは、どれだけヒットするかを見極めることは大変難しい。また、広告に金をかければ売れるものでもない。そうなると、むしろ、ディスクを製造するよりダウンロード販売したほうが、製造コストは廉価で済むし、わずか1本でも可能だ。こうなると、コンテンツホルダーはダウンロード販売をメインに考えていくのではないか。そのことは、つまり日本の家電産業外しである。ユニバーサルが未だに、ブルーレイに入らずにHD DVDに固執する理由、実は日本外しのためではないだろうか。
日本には資源が無い。多くの業種が「ものづくり」である。コストカットのために製造現場を途上国に移行してきた。その途上国自身も力をつけてきて、日本に「ものづくり」大国の立場を脅かしつつある。それなら、コンテンツはどうか。確かに、アニメやゲームなど、お子様向けのコンテンツはかなりのものがある。しかし、これらも製造現場は途上国のものになりつつある。インターネットには国境が無い。これからはインターネット上でコンテンツを輸出入する時代が来るのだろうか。

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