2008年2月19日火曜日

国府宮の裸祭り

先頃セクハラを理由に、
JRからポスター貼り出しを拒否された祭りどころじゃない。
近隣の稲沢市に伝わる奇祭。
2月19日が有名な裸祭り。
「儺追神事(なおいしんじ)」だ。
体中の体毛を剃り上げられた神男は、
生まれたままの姿で登場する!
また、
近隣の犬山市には「田縣神社(たがたじんじゃ)」
そして別名、姫の宮の「大縣神社(おおあがたじんじゃ)」
この両方の豊年祭は3月15日に開催される。
セクハラどころじゃない奇祭の詳細は来月に期待して下さい。
取り敢えず国府の宮の裸祭りの詳細は、
以下の説明を参照。

儺追神事の当日は、朝5時に行なう「神男一番祈祷」をかわきりに、厄除けのご祈祷を受ける人や御守りの「なおいぎれ」等を受ける人々で境内は雑踏します。
午後三時になると神男が参列し、本殿において「儺追神事」を斎行します。
その頃拝殿の外では近隣各地区からの裸男達の集団が次々と「なおい笹」を捧げ喚声を上げて威勢良く拝殿へ駆け込んで来ます。
最後に小池正明寺地区の手桶隊が登場し、裸男達をめがけて水をかけます。
すると裸男達は待ちわびたかのように一層大きな喚声を上げ神男の登場を待ちます。
この時から神社周辺は異様な雰囲気に包まれます。
神事の最中、神男は警護の者に守られ、全身無垢の姿で参道に群がっている裸男達の中に飛び出します。
裸男達は、神男に触れる事で自分達の厄災を祓うことが出来ると信じ、一斉に神男に殺到します。
神男が、はだかの群集に揉まれ触れられ人々の厄災を一身に受けて儺追殿に納まった後、神事が終了致します。
このはだか男達の揉みあいは、江戸時代末頃から始まりました。

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